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病院の経営向上のためには医業収益の向上と人件費や材料費などの経費削減が効果的です。しかし、経費の削減を優先することで、病院の機能評価が低下するだけでなく、サービスの品質も低下すれば、患者様からは受診する魅力のない病院となってしまいます。 魅力のある病院とは、患者様が満足する医療サービスを受けることだけでなく、医師や看護師をはじめとした病院職員全員が満足して仕事のできる病院でなくてはなりません。
病院経営システム部では実際に病院のシステムを運営しているシステム部門のスタッフと病院の業務を代行しているメディカルサポート部門のスタッフが協力し、知恵を出し合い、事務作業効率化のためのシステム提案を行ないます。 また、医療情報システムだけでなく、院内全体のIT化を推進することで、「ムリ、ムダ、ムラ」を無くし、病院職員全員が働きやすい環境づくりに貢献します。 当社ではハードウェアやソフトウェアだけでなく、ヒューマンウェアも含めた総合的なご提案を心がけています。
メディカルサポート部門とシステム部門が連携して、病院の医療情報システムをトータル的にサポートすることで、効率よく、精度の高いサービス品質を維持しております。現在、姫路中央病院で運用を実施しており、本年7月より神戸市立医療センター中央市民病院でも運用が開始されています。
医療費の定額支払い制度は、患者が何の病気であったか(診断群分類)によって診療報酬が決まる制度です。この制度は、これまでの出来高払い制度(治療に掛かった分の診療報酬を算定する制度)で発生していた過剰な医療費を抑制し、医療を効率的に行うことを目的としています。それによって、従来の出来高払いより医療費を抑えつつ点数を得ることができます。 しかし、DPC制度では主たる病名や治療内容、入院日数によって医療費が変わり、出来高払いとの単純な比較は出来ず、複雑になります。このDPC制度をシュミレーションするシステムを開発し、当社のメディカルサポート部門が業務を代行する病院において、医師の医療行為見直しなど効率的な医療行為を行う指標として利用しています。 また、DPC準備病院でもDPC導入に向けて、このシステムを利用し、事前に医療行為の見直しが行なわれております。
生活保護者が医療を受ける場合、福祉事務所の保護係で医療要否意見書を貰ってから病院で診断してもらう仕組みとなっています。この一連の事務手続きは、患者の個人履歴を管理し、正確に実施せねばならず、病院窓口でかなりの負担となっている現状があります。当社では、この負担を軽減するためのシステム化(意見書・医療券 管理アプリ)を行ない、実際に病院の業務で利用しております。
ORCAシステムは、日本医師会主導の医療現場ITソフトであり、医療情報のネットワーク化と事務作業の効率化およびコスト軽減を目指し、国民に高度で良質な医療を提供することを目標としています。当社では、ORCAシステムのスムーズな導入とアドオンソフトの開発に向けて作業を進めております。
医者不足による訪問医療の制限、独居老人の集団宿舎における診療の効率化など、在宅医療の遠隔診療を想定したシステムの実現に向けての研究を実施中です。
医療現場においては電子カルテ化が相当進んできているが、未だにペーパーレス化が進んでいないのが実状です。ペーパーレス化が本格的に進展すれば、医療事務作業全般の見直しや改善・システム化の対応が求められてきます。 将来構想として、過去の診療データを全国の医療機関で確認できるシステム、たとえば、政府が打ち出した「全国どこでもマイ病院」構想などがあります。この構想は、引越や出張のときでも、かかりつけのお医者さんに診察されているかのような環境をつくるという考えで、医療分野でのIT化推進戦略の一環として、2020年までに整備される予定です。 このような大きな流れにも迅速に対応していくことが必要となってきています。医療分野においては、日常的に専門的用語が使われ、他部門とのスムーズな連携の妨げとなっていますが、社員教育体系に組み込むなど今後の重要な対策の一つとなってきています。